太田垣 士郎

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こんにちはエルファームスタッフのk.kです。

 

経営者が十割の自信をもって取りかかる事業、そんなものは仕事のうちには入らない。

七割成功の見通しがあったら勇断をもって実行する。

それでなければ本当の事業はやれるもんじゃない。

黒部はぜひとも開発しなけりゃならん山だ。

 

初代関西電力社長 太田垣 士郎氏の言葉です。

当時は深刻な電力不足でした。日本国民の生活の安定、経済の発展には安定した電力供給が必要不可欠でした。

そのため、太田垣氏はこの言葉と共に黒部ダムと黒部川第四発電所(クロヨン)の建設に取り掛かりました。

この大工事は資本金の3倍の費用を要し、一企業の負担できる費用であるか?また、黒部という地形が人を寄せ付けない所であった事からこの決断は非常に難しい物であったと思われます。

この決意の基、多くの企業、人々が一致団結しこの世紀の大工事はたった7年という短い期間で完成を迎えました。

太田垣氏はクロヨンの完成を見届けたわずか1年後にその生涯を終えられました。

しかし氏のチャレンジスピリッツは日本で最初の原子力発電所に着手するなど関西電力に受け継がれています。

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このページは、エルファームスタッフが2010年3月11日 16:35に書いたブログ記事です。

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